中国商標局(CTMO)は、いままで工商総局の下部組織でCIPO(中国知識産権局)とは全く別の組織でした。
しかしながら、最近になって、工商総局が他の部署を吸収する形で、「国家市場管理監督局」となり、そこにCIPOが吸収されたそうです。
そして、CIPOの下にCTMOが置かれることとなりました。
なお、従来のAIC(工商局)は、「市場管理監督局」となって、その権限が拡大されたそうです(産地偽装や薬品なども取り扱う)。
ある中国弁護士に尋ねたところでは、今のところ、CTMOの局長や副局長等の人事異動はないようで、実務運用を急にCIPO(←例えば包括委任状が使える)に合わせることはないのではと言っておりましたが、今後、注意が必要です。
当面、4月下旬ごろから、登録証等にある役所名を変えて行くことになるそうです。(竹原)